正面の写真を何か月分も並べてみたのに、変化がよくわからない。ところが、たまたま撮った横からの写真を見比べたら、姿勢の違いがはっきりとわかった。体の記録では、こうしたことがよく起こります。正面は、人がいちばん見慣れている角度だからこそ、小さな違いに気づきにくいのです。そこでおすすめしたいのが、正面・背面・左・右の4方向を毎回セットで撮る習慣です。

なぜ4方向なのか

正面からは幅や左右のバランス、横からは厚みや姿勢、背面からは肩や背中のラインが見えます。どれか一つだけでは、変化の一部しか写りません。4方向をそろえておくと、ある角度では変わっていないように見えても、別の角度で変化が見つかる、ということが起こります。記録の情報量が四倍になるというより、見落としが大きく減る、と考えてください。

立ち位置を一つだけ決める

4方向を撮るときに大切なのは、立つ場所を変えずに、その場で体の向きだけを変えることです。床にテープで足の位置の目印をつけておくと、回転したあとも同じ場所に戻れます。スマホは腰から胸くらいの高さに固定し、全身、または記録したい範囲が余裕をもって入る距離に置きましょう。セルフタイマーを使えば、一人でも問題なく撮れます。

順番を毎回同じにする

撮る順番を決めておくと、迷いがなくなり、撮り忘れも防げます。おすすめは、正面、右、背面、左の順です。これなら、その場で時計回りに90度ずつ回るだけで一周できます。順番が一定だと、写真の並びも毎回同じになるので、あとで見返すときにも探しやすくなります。

撮り方のヒントを使う

SeeMyChangeでは、撮影画面の撮り方のヒントから、方向ごとの姿勢の目安を確認できます。正面なら「腕を自然に下ろし、カメラを正面から見てください」、横なら「約90度回転し、左側がカメラに向くようにしてください」というように、毎回同じ姿勢をとるための短い説明が表示されます。自分の感覚だけに頼ると、腕の位置や体のひねりが毎回少しずつ変わりがちなので、ヒントを基準にするのが近道です。

横向きは「90度」を正確に

4方向の中でいちばんずれやすいのが、左右の横向きです。少しでも斜めになると、体の厚みや姿勢が実際とは違って写ります。つま先の向きを床の目印にそろえる、顔はまっすぐ前を向き、カメラのほうを見ない、というルールを決めておくと安定します。前回の写真をゴーストで重ねて、肩と腰の位置が合っているかを確認してから撮るのも効果的です。

あなたの変化を、プライベートに記録。

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服装と髪もそろえる

背面や横向きの写真では、服のしわや髪のまとめ方が、思った以上に印象を変えます。記録用の服を一着決めておき、長い髪はまとめて首や背中が見えるようにしておくと、毎回の比較がずっと楽になります。季節で服が変わるのは自然なことですが、記録のときだけは同じものを選ぶのがコツです。

1分で終わらせるための準備

4方向の記録が続かない理由の多くは、準備に時間がかかることです。スマホを置く場所、足の目印、記録用の服を決めておけば、撮影そのものは1分もかかりません。セルフタイマーを3秒か5秒に設定しておき、一枚撮るごとに90度回る。これを四回繰り返すだけです。リマインダーを週に一度の同じ時間に設定しておくと、「今日は撮る日だったかな」と考える必要もなくなります。

よくある失敗

  • 回転したときに立ち位置がずれる:足の目印を前後左右に一つずつ貼る
  • 横向きが斜めになる:つま先を目印の線にそろえてから撮る
  • 背面で腕の位置が毎回違う:正面と同じく、腕を自然に下ろす
  • 撮る順番が日によって違う:正面、右、背面、左の順に固定する

メモを添えて、条件の違いを残す

どうしても条件が変わってしまう日もあります。服がいつもと違った、立ち位置を少し変えた、夜に撮った。そんなときは写真にメモを追加しておきましょう。後で4方向の写真を見比べたときに、違いが条件のせいなのか、実際の変化なのかを判断しやすくなります。

比べるときは、同じ方向どうしで

4方向を撮るようになったら、比較も方向ごとに行いましょう。先月の正面と今月の正面、先月の右と今月の右。比較画面で並べて、あるいはスライダーで見比べると、正面では見えなかった変化に気づくことがあります。記録の目的は数値を出すことではなく、自分の目で変化を確かめることです。4方向の記録は、そのための材料を増やしてくれます。

4枚を1分で。続けるほど、見える変化が増えていきます。

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